測定目的
PT100・RTD・サーミスタを使い、6点の温度を抵抗センサとして無線収集する。
熱電対ではなくRTDやサーミスタを使いたい設備・試験では、RTD-Link-200で最大6点の抵抗式温度センサを無線化できます。本構成はPT100を含む互換RTD/サーミスタ6点を1 Hzで収集し、温度分布と長時間トレンドを比較する代表例です。
装置表面・流路・筐体内など複数位置の温度差を比較します。
立上がり、定常、冷却、環境変化を長時間記録します。
RTD-Link-200は対応センサを選択し、温度または抵抗として出力できます。
代表構成
RTD-Link-200 1台で、PT100等を6点収集する。
温度センサRTD/サーミスタ × 6PT100等
対応型式を選定
対応型式を選定
無線ノードRTD-Link-2006チャネル
代表1 Hz/チャネル
代表1 Hz/チャネル
ゲートウェイWSDA-200-USBLXRS
6 サンプル/秒
6 サンプル/秒
解析SensorConnect/PC温度トレンド
点間差
点間差
代表条件
秒単位の設備温度トレンドを追う代表例として、6点を1 Hzで記録する。
| 外部センサ | 互換RTD/サーミスタ × 6 |
|---|---|
| 代表例 | PT100等。対応センサ種類は公式仕様から選択 |
| 無線ノード | RTD-Link-200 × 1台 |
| 代表サンプリング | 1 Hz/チャネル |
| 公式最大サンプリング | 64 Hz |
| 代表ネットワーク負荷 | 6 × 1 = 6 サンプル/秒 |
熱応答と記録周期
RTD/サーミスタでは、センサと対象物の熱応答に合わせてサンプリングを選ぶ。
1 Hzを代表値にする理由
- 対象:装置表面、流体、筐体内など秒~分単位で変化する温度トレンドを代表用途とします。
- センサ応答:RTD素子、シース、プローブ径、接触、挿入深さ、熱容量で応答速度が変わります。
- サンプリング:本例では1 Hzで十分な時間分解能を得る想定です。より速い熱現象では実際のセンサ応答に合わせてサンプリングレートを上げます。
- 製品上限:RTD-Link-200の電子サンプリング上限は製品能力として確認しますが、温度用途の推奨サンプリングレートそのものではありません。
データ → 判断
温度差と時間変化を見て、必要なら熱設計へつなげる。
各測点の温度変化を同じ時間軸で比較します。
ホットスポット候補や熱分布の偏りを確認します。
温度が安定するまでの時間差を比較します。
許容温度・寿命・熱抵抗等の判断には対象装置の設計基準を別途適用します。
FAQ
RTD無線温度計測の注意点
PT100を使えますか?
RTD-Link-200の現行公式ページはPT-100を対応RTDとして列挙しています。実際の配線・センサ種類設定は最新マニュアルで確認してください。
もっと速い温度変化を見たい場合はどうしますか?
RTD素子やプローブ、取付け、対象物の熱容量が実際にどの速さで応答できるかを先に確認します。その応答を十分に追える時間分解能になるようサンプリングを選びます。
熱電対との違いは?
センサ原理、温度範囲、配線、応答、必要精度等が異なります。24点熱電対ページと合わせ、対象温度・取付け・点数から選定します。
技術相談
PT100・RTD・サーミスタの種類と熱応答から、点数とサンプリングを決めます。
公式根拠
