計測構成例 / ワイヤレス計測

設備の長期振動状態監視を無線化する

G-Link-200を設備へ常設し、定期バーストと振動指標をWSDA-2000・SensorCloudへ集約する長期状態監視の代表構成。内部サンプリング、報告周期、電池寿命を分けて設計します。

代表構成実顧客の導入事例ではありません。サンプリング、ノード数、設置・通信条件は対象設備ごとに最終設計します。
モーター・ポンプ等の回転機械へ無線振動センサを常設し、長期状態監視する用途イメージ
用途イメージ(生成画像・実顧客の導入事例ではありません)
長期ワイヤレス振動状態監視の概念構成図 計測対象からセンサ・入力からノード・処理から記録・出力までの概念的な流れ。 計測対象 センサ・入力 ノード・処理 記録・出力
概念構成図長期ワイヤレス振動状態監視における情報の流れを簡略化して示しています。実際の構成・設定は対象設備ごとに確認します。

測定目的

生波形を常時送信せず、設備振動の長期変化を追う。

保全用途では、高レートの波形を常時送信するより、定期的に振動波形や振動指標を収集し、長期トレンドから変化を捉える方が適する場合があります。本構成はG-Link-200を設備へ常設し、定期バースト計測と振動指標を利用して、WSDA-2000経由でSensorCloudへデータを集約する代表例です。

長期トレンド

RMSやピーク・ツー・ピークなどの指標を時系列で比較します。

必要時に波形

定期バーストで生波形を残し、変化が見られた期間を詳しく解析します。

遠隔確認

Ethernet接続のWSDA-2000からSensorCloudへデータを集約する構成を取れます。

代表構成

定期バースト計測と振動指標を組み合わせて長期監視する。

設備軸受・モーター・ポンプ等剛性のある測点へ固定
無線センサG-Link-2003軸加速度
定期バースト/振動指標
ゲートウェイWSDA-2000Ethernet
SensorCloud連携
遠隔監視SensorCloud長期トレンド/アラート
必要時に波形確認
代表例:3軸加速度の波形を定期的に取得し、振動指標と波形を長期トレンドの確認に使います。

代表条件

波形のサンプリング監視頻度は分けて設計する。

無線センサ G-Link-200 × 1台
サンプリング設定 対象帯域・解析目的に応じて設定(G-Link-200は最大4 kHzまで調整可能)
代表モード 定期バースト計測+振動指標
センサ帯域 DC〜1 kHz(実際の設定は対象設備と解析目的に合わせる)
ゲートウェイ WSDA-2000
遠隔データ利用 SensorCloudを代表例とする

長期監視設計

電池寿命・データ量・異常検出の速さは、同時に最大化できない。

  • 波形サンプリング:必要な振動帯域と解析目的から設定します。G-Link-200は最大4 kHzまでサンプリングレートを調整できます。
  • 計測間隔:何分/何時間ごとに測るかは、設備の変化速度と保全目的から決めます。
  • 振動指標:速度RMS、加速度RMS、ピーク・ツー・ピーク、クレストファクタなどは長期変化の把握に利用できますが、原因特定では生波形が必要になる場合があります。
  • 電池寿命:実際の寿命はサンプリング、バースト間隔、通信頻度、無線環境、電池条件などに依存するため、実設定で見積もります。

データから判断へ

振動指標で変化を見つけ、必要なときに生波形へ戻る。

速度RMS

長期的な振動レベルの変化を追う指標候補です。

加速度RMS/ピーク・ツー・ピーク

振動レベルやピークの変化を時系列で比較します。

クレストファクタ

衝撃性の変化を検討する指標候補です。

生波形

振動指標に変化が見られた期間の波形・周波数解析へ戻るために使います。

遠隔監視

WSDA-2000で現場の無線計測とSensorCloudを接続する。

WSDA-2000はEthernet、USB 2.0、J1939 CAN、対応するHBK慣性機器向けRS-232インターフェースを備えています。Ethernet経由でSensorCloudへデータを送信する構成が可能で、SensorCloudでは遠隔表示、保存、解析、アラート設定などを行えます。通信回線や通知遅延などの実運用条件は、ネットワーク環境と監視要件に応じて確認します。

よくある質問

長期振動監視の確認事項

振動指標だけで故障原因まで分かりますか?

必ずしも分かりません。長期トレンドで変化を見つける用途には有効ですが、原因特定には生波形、運転条件、機械構造などの追加情報が必要です。

電池寿命はどのくらいですか?

一律には示せません。サンプリング、バースト間隔、通信頻度、無線環境、電池条件などで変わるため、実際の設定条件で見積もります。

波形のサンプリングレートはどう決めますか?

必要な振動帯域、解析手法、データ量を基に設定します。G-Link-200は最大4 kHzまで調整できますが、最大値を使うこと自体が目的ではありません。

技術相談

設備の変化速度と保全周期から、波形・指標・通信周期を設計します。

長期振動監視を相談する

公式根拠

公式根拠

技術相談

計測対象と必要なデータから、
構成を整理します。

製品名が未定でも、対象設備、設置環境、必要精度、データ形式からご相談いただけます。

この計測構成を相談する →
技術相談
当サイトでは、サイトの利便性向上のため、クッキー(Cookie)を使用しています