計測構成例 / ワイヤレス計測

24点の無線熱電対温度計測

TC-Link-200 2台で24点の熱電対温度を1 Hzで収集する代表構成。多点温度分布、立上がり、長時間監視を想定し、電子サンプリングレートと熱電対の熱応答を分けて整理します。

代表構成実顧客の導入事例ではありません。サンプリング、ノード数、設置・通信条件は対象設備ごとに最終設計します。
大型試験体の多数の熱電対測点を無線で収集する多点温度計測の用途イメージ
用途イメージ(生成画像・実顧客の導入事例ではありません)
24点熱電対の温度計測の概念構成図 計測対象からセンサ・入力からノード・処理から記録・出力までの概念的な流れ。 計測対象 センサ・入力 ノード・処理 記録・出力
概念構成図24点熱電対の温度計測における情報の流れを簡略化して示しています。実際の構成・設定は対象設備ごとに確認します。

測定目的

24点の温度分布を無線で同時に記録し、立上がり・定常・冷却の差を見る。

大型装置、試験体、車両、熱処理・環境試験などでは、多数の熱電対配線を長距離で引き回すことが負担になります。本構成はTC-Link-200を2台使い、各12チャネル、合計24点の熱電対温度を1 Hzで取得する代表例です。

温度分布

同じ時刻に24点を記録し、部位ごとの温度差を比較します。

過渡変化

加熱・冷却・運転開始後の立上がりを時間軸で追います。

長時間監視

高速波形よりも長時間の温度推移を重視する代表構成です。

代表構成

TC-Link-200 2台 × 12チャネル、代表1 Hzで24点を収集する。

測点熱電対 24点表面・内部・流路等
用途別に配置
無線ノードTC-Link-200 × 21ノード12チャネル
代表:1 Hz
ゲートウェイWSDA-200-USBLXRS
24 サンプル/秒
解析SensorConnect/PC温度時系列
点間差・勾配
24点×1 Hz=24 サンプル/秒とする代表例。TC-Link-200の最大サンプリング能力を使い切ることが目的ではありません。

代表条件

秒単位で変化する温度分布を追う代表例として、24点を1 Hzで記録する。

無線ノード TC-Link-200 × 2台
チャネル 12チャネル × 2台 = 24点
代表サンプリング 1 Hz/チャネル
公式最大サンプリング 最大128 Hz
合計データレート 24 × 1 = 24 サンプル/秒
温度変換 オンボード冷接点補償、選択した熱電対タイプに応じた温度出力

温度のサンプリング設計

温度では、まず熱電対と対象物の応答速度を見てから記録周期を決める。

実際の応答を決める要素

  • 熱電対接点:線径、接点形状、シース、露出/非接地などで熱時定数が変わります。
  • 取付け:表面接触、接着、圧着、挿入深さ、空気流、熱抵抗が応答へ影響します。
  • 対象物:熱容量や伝熱速度が遅い場合、高い電子サンプリングを使っても実際の温度変化は速くなりません。

本例は温度分布・立上がり・冷却の変化を秒単位で追う用途を想定し、1 Hzを代表設定にします。より速い熱現象では、熱電対の接点・シース・取付け・対象物の熱時定数を確認し、その応答を十分に追えるサンプリングを選びます。

データ → 判断

24点の時系列から、最高温度だけでなく位置ごとの差を見る。

温度時系列

各測点の加熱・冷却・定常状態を比較します。

最大/最小温度

部位ごとの温度上限・下限を確認します。

測点間差

温度勾配や局所的なホットスポット候補を確認します。

立上がり時間

同じ運転イベントに対する各部位の応答速度を比較します。

熱電対施工

多点化するほど、センサ番号・極性・接点条件を管理する。

熱電対タイプ、極性、補償導線、接点位置、冷接点補償条件を揃え、各チャネルの測点IDを記録します。表面温度では固定方法による熱抵抗、流体では挿入深さや流速の影響を確認します。

FAQ

24点温度計測の注意点

最大128 Hzなのに、なぜ1 Hzにするのですか?

本ページは比較的ゆっくりした温度分布・立上がりの代表例です。必要以上にサンプリングを上げるより、熱電対の実際の熱応答と記録時間に合わせます。

もっと速い温度変化を見たい場合はどうしますか?

まず熱電対そのものの時定数、接点・シース、取付け、対象物の熱容量や流速を確認します。その実応答を追うために必要な時間分解能を決め、電子サンプリングを設定します。最大レートを使うこと自体が目的ではありません。

24点以上へ増やせますか?

可能な構成候補はありますが、ノード数、チャネル数、サンプリング、RF環境からネットワーク設計を再計算してください。本ページの24点は代表例です。

技術相談

温度変化の速さと測点数から、必要サンプリング熱電対施工を決めます。

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公式根拠

公式根拠

技術相談

計測対象と必要なデータから、
構成を整理します。

製品名が未定でも、対象設備、設置環境、必要精度、データ形式からご相談いただけます。

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